2000年3月

3月18日
琵琶湖
晴れ

0匹

本来なら今日は箱根方面に家族揃って出かける予定であった。ところが長女が夜中に胃腸風邪でゲボを・・・・中止となっちゃいました。
楽しみにしていた長男がおさまらずに「どっか連れてって」とごねだし琵琶湖へと相成りました。

てなことで長男を乗せて一路琵琶湖へ。タックルはいつものスピニングロッドを1本だけ。長男はまだ保育園。先が思いやられること覚悟で出かけた。
途中、彦根の中川さんにTELを入れてお誘いしたが用事でダメとのこと。初めての親子での釣り。どうなることやら。

場所は旧彦根港水路。ここは足場も良く公園などがあって家族連れでの釣りにピッタリ。大事にしたい場所である。
到着して早速釣り。長男に「おとーさんはやる時はやるよ」ってところを見せる絶好のチャンス。まずは反則技のチビミノー(本当に小さい)。ギル助でも何で良いから釣れれば良いと思ってキャストを繰り返すがサッパリ。また、長男と言ってもまだ小さいので目で遊んでいる所を確認をしながらの釣り。集中なんぞできやしない。
水路を覗き込んでは魚が死んでいるからおとーさんも見に来いと大声で呼ぶ。まいりました。
せっかく来たんだから1匹はゲッとしないとと思い早々にミノーはあきらめてワームにチェンジ。他のアングラーはポツポツ釣り上げている。
ロッドを通して神経を集中させるがアタリはない。ワームを引いてくる位置を少しずつ変えながら・・・・・しばらくやっていると「お腹空いた」と言って子供がぐずり出した。まだ11時である。「12時になったらねッ!ねッ!」と何とかなだめようとするが・・・・・
結局、30分釣りをしたかしないかで中断。昼食をとることに。

昼食後、「おとーさん釣りやっていい?」って聞くと「さっきやったからダメ。今度はソーちゃんの番」とこきやがる。ガキのくせして言うことはいっぱし。
仕方がないので遊びに付き合う。1時間ほど遊んだので再度釣りやって良いか聞くと「もーやったからいいじゃん」と返ってくる。「おとーさん釣りしたいな」を連発する作戦にもガキは動揺することなくマイペース。せめてアングラーが使ってるルアーや釣り方を見ておこうと言葉たくみに水路沿いを散策することを提案。やはりまだ子供。あっさり話しにのってきた。

「あのおねーさん凄いね。また釣ってる」歩きながら子供に声をかけ飽きさせないようにする。疲れる〜!!しばらくすると「寒い」と言い出し、しまいには「帰りたい」って言い出す始末。「おとーさんもうちょっと釣りしたいナー」と話しかけるが聞く耳もたんって感じで帰りたいを連発。もーこうなったら何ともならない。

帰りの車中で「楽しかった?」ったと聞くと「楽しかった」と応えてくれたのでま、いいかと言う気持ちになった。
のもつかの間「おとーさんは?」と子供が聞くので「あまり釣りが出来なかったからあんまり楽しくなかったな」と言うと「なんでー」と返ってきた。
「なんでー」だとこの野郎と腹の中で思いながらも・・・・・ま、いいか。

 

3月4日
琵琶湖

7匹+1匹(ギル)

今日は朝から雨。集合時間に遅れること数十分。場所は旧彦根港水路。
今年初めてご一緒させていただくKEITHさんとキーノさん、いつもの中川さんと4人での釣りである。冬&雨という状況での釣りはとてもハードじゃないかと思っていたが思ったほど寒くはなかったのでありがたい。

釣り支度を早速済ませて合流。年始の挨拶(笑)を済ませてからいよいよ釣り開始。私のタックルはいつもの対幼児バス用超セコ釣りスピニングタックル。
まずこの時期最初はミノー。ラパラ7Fを結んでストップ&ゴー。色々なカラーを試すが反応無し。ラパラ3CDにチェンジ。泳ぎはバツグンなんだけど追ってくる様子はない。他の釣り人も釣れていない。今日はダメか!?
こうなったら自信満々のセコワーム。ノーシンカーでのマス針リグだ(正確にはイワナ針リグ)。セコワームを付けて投げ込む。何か今日は何時もと違う。水路の流れが速いのだ!ノーシンカーなのでアッと言う間に流されてしまう。これでは釣りにならない。小さなシンカーをかませてはみるが・・・・

アタリがないまま時間だけが過ぎていく。その内皆さんは自作のトップを試し出す。って言うより自作ルアーの動作チェックだ。他の釣り人も全然釣れていない。
そうこうしているとKEITHさんより見えバスがいるとの情報が入った。早速その場所に移動。

セコワームが見えますか!?数投目、シェイクをしながら徐々に引いてくると待望のアタリが!聞き合わせをするとラインの向こうに確かな生命感!釣り上げた幼児バスをデジカメにおさめてホッとする。続けて2匹目もゲット!もうこうなったらどっからでもかかってらっしゃい状態!!になるはずが・・・・・パタリとアタリが無くなってしまった。なんで??

まわりではポツポツとバスを釣り上げている。その人達のタックルや釣り方をジーッと観察。常吉&シェイクと分かり真似することに。
しかしアタリも何もない。まわりの人達は順調に釣り上げている。どういうことなんやろう?
よくよく皆さんのされていることを観察するとロッドの扱いに違いがあることが分かった!皆さんは竿を立ててシェイク。私は寝せたままシェイク。頭の中でワームの位置を考えると・・・・これではダメだということに気付く(やり方を知らんかった!)。
ロッドを立ててシェイクしているとアタリが・・・・結局、お昼過ぎまで釣りをして7匹ゲット。
仕掛けは同じでも扱いによって釣果に影響が出ることを再認識させられた。何年やっていても釣りの面白さは尽きない!

そうそう凄い人間を見た。水路の対岸で釣りされていたのだがワンキャスト&ワンフィッシュをずーっと。上手とかいう言葉では言い表すことが出来ない一種違った人間って感じ。久しぶりにあの人の様になりたいって気持ちになったね。

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