1999年8月

8月21日
琵琶湖
曇り
23〜27℃ぐらい

0匹+1

今月唯一の琵琶湖釣行。朝5時に中川さんと磯漁港で待ち合わせることに。早めに床につくが眠れない。何故か興奮している。仕方無しにコンピューターの雑誌を見て時間を潰す。これがいけなかった。疲れただけ。夜中の2時半に自宅出発。
時々進行方向に稲妻が光っている。音もかすかに・・・・・嫌な予感。岐阜市にさしかかった途端、大雨!!飛ばすことをこよなく愛する私でも時速40Kmでしか走れない。道には水がたまって凄い水しぶき。
岐阜羽島のインターから高速に乗ろうとすると50Km/hの速度制限。ゲーッ!じたばたしても仕方がないのでのろのろ安全運転。大垣を過ぎた頃にようやく小雨に。
待ち合わせには早すぎたのでSAで休息・・・・それが爆睡!遅刻!!米原の料金所で中川さんから携帯に電話が。「人が多くてやる場所がない」とか。ガーン!!とりあえず磯漁港へ。

到着すると車で一杯。何とか駐車して中川さんに話を聞く。トップで1匹上がったとか。それならば早速私も支度を。私は確実にバスをゲットするためにBITE ORIGINALの山田さんオリジナルのサーフェスクランク「ERIS」をセット。超スローにリトリーブ。途中でポーズ。トゥイツチング。バスがついてこない。ラパラ9Fにチェンジ。同じようにアクションさせる。小バスがルアーの後については来るが喰わない。色々試すがついてくるだけ。段々ルアーのサイズが小さく・・・・その内に3cm位の奴にまでサイズダウン。せこくなってきた。しまいには相手にされなくなった。

まわりの人も釣れていない。やはり早朝(5時半前後)だけか!7時になると何とあれだけ群れていたギル助や小バッチーの姿が全然見えなくなった。何処へ行ったんだろう。一口サイズのミニワームを落とし込んでもギルが集まってこない。何とかギル助1匹釣れただけで・・・・・・もうこうなったら手も足も出ない。
このままではストレス溜まりっぱなし状態なので長浜城の裏へ行くことにする。例年であれば藻がびっしり生えて岸際で小バスイジメが出来る時期である。それを期待していざ!

到着するとまず驚いたことにアングラーが一人もいない。ん?湖面を見て更に驚いた。藻がはえていない。よく見ると水中にほんの少しだけはえているだけで水面にまで達する様なのは見た限りでは皆無!それに小アユの姿が無い。これではアカンワ。今年の琵琶湖はどうもおかしい。
次はここから直ぐ近くの沼へ。ここは湖岸道路を挟んで本湖(琵琶湖)と逆側である。ここなら藻がはえているだろうと思って。

着いてみるとヘラ師の人が数人釣っているだけでバスアングラーはいない。水の状態は良くなく濁っている。それに何やら臭い。
ダブルスイッシャーをセットしておもむろにキャスティングを開始する。釣れる気がしない。とにかく投げては巻くを繰り返すだけ。
「ゴゴゴーーンッ」強烈!!いや派手なアタリ。ロッドを通して久しぶりに躍動の感触。ラインの先を見ると小バッチーではあるがバチャバチャ水面を引っ張られてくる。よそを向いていたすきに来た!必死にラインを巻く。アッッッッッ!・・・・・・水面は何もなかったかの様にWスイッシャーと風によるさざ波があるだけ。
「このクソロッド!!」思わず口から漏れた。20数年前に買ったグラスロッドブランクとフェンウィックのグリップを倉庫から探し出してきて今年の3月に作っやつ。愛着はあるが今までにこいつでバスをキャッチしたことがない。全てバラしている。


カンカンロッドの感触が体に染みついていてどうしても柔らかいのは・・・・・やっぱフニャフニャではいざって時に役にたたんことを再発見!

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