1999年4月

4月24日
琵琶湖
雨時々曇り
13〜14℃

0匹

今日も雨か・・・・前日天候を調べておいたから分かってはいたんだけど・・・・・
今日は、雨&風を見込んだルアー選択をした。ロングA(15A)、スピナベ、ラバジ、ヘビキャロ。そして外すことが出来ないのがトップ用ルアー(何が起きるか分からないからね)。ロングAは近年春にいい成績をおさめているので外せない。

朝、5時45分ジャストに出発。病みあがりのため体が本調子でない。いつものコーナーがしっくりしない。こういう時は、事故るといけないからゆっくりね。高速に乗るとアクセルを踏む右足がゆうことをきかない。勝手にアクセルを踏み込んでいる。あーまたもや快感の坩堝に・・・・米原インターをおりた所でちらっと時計に目をやると6時50分!!な、な、何と自己ベスト!空いてはいたがこんなに早く来られるとは!!

強風を予想して来たがほとんど吹いていない様だ。琵琶湖沿いの湖岸道路から湖面を眺めると白波が!思わず「どおなっとるんや!」と叫んでしまった。今日は北風、波の状態から見てヤバイかも。

長浜城よりちょっと北の所を攻めることにする。支度をしてサアッって時に先に入っていた4人組が止めて戻ってきた。何か嫌な予感。
まずはトップ。ストップを長めに取ったりトゥイッチングしたりしてみるが何の反応もない。出そうな気はするんだが。水に手を突っ込んでみてもそれほど冷たくはない。
次はロングA。ストップ&ゴーにトゥイッチングを織り交ぜテクニックを駆使するがついついリールを巻く速度が早くなってしまう。「もっとゆっくりゆっくり」。目をつむって集中・・・・・アカン。ため息が漏れる。移動しながらキャストを繰り返す。

風が強くなってきた。スピナベにチェンジ。底までじっくり沈ませてからスローリトリーブ。湖底の状態が分かる。たまに枯れ藻を引っかけてくるだけ。
既に2時間半。何もない。疲れた。車に戻り遅い朝食を取り風が止むのを待っていると・・・・知らない内に寝てしまっていた。目が覚めても相変わらず風が強い。一旦外に出て様子をうかがうが風が弱まる気配はない。帰ることに。

どうして私が釣りに行く時だけ天候が悪いのだろう。日頃の行いか!!それとも人生の縮図か?!何かこの頃、人相が悪くなったような気がする。

4月10日
琵琶湖
曇り時々小雨
9〜11℃

0匹

朝起きると雨が降っている。仕事疲れで体が重い。行くかどうか迷ったが行くしかないでしょう。

今回は、ルアー少数限定セレクト。ウエーディングでの釣りを計画。まず、ミノーはロングA。そしてトップ2種類(Wスイッシャー&ミノペン)にラバジとスピナベ&ガラガラ。これらを買ったばかりのウエーディング用ベストに詰め込む。ロッドは1本。一応フローターは持って行くけどね。これは、あくまで予備(前回かなりこたえたから)。

自宅を8時半過ぎに出発。体が重いのと雨が降っているので走っている車のペースに合わせてのろのろ運転と決め込んだ。ま、こういう時は演歌をうたいながらのんびりのんびり。古いテープを引っぱり出して・・・・・二人何処かでく〜らそ〜か〜。
高速に乗ると人格が変わる自分が怖い。アクセルを床まで踏み込む。あー体がとろけるう!!ま、相変わらず遅い車が追い越し車線を走っている。100km/hだぜ100km/h!!追突しそうになるためブレーキ踏みっぱなし。
米原をおりると小雨になっている。しめしめ。っと思いきや木がかなり揺れている。ヤッバー!風が強い。Uターンして帰ろうか迷う。時たまボートを積んだ車とすれ違う。釣りにならんのか!?
琵琶湖に近づいても風はいっこうに弱まる気配なし。湖岸沿いに車を走らせて湖面の状態を見ると南風のせいか思ったより波は小さい。よしGO!!

長浜に到着。何処でやろうか。長浜港も人が少ないようだ。「この風だからよっぽどのキチガイじゃないと来んわなー」と独り言。港内ではやりたくないのでとりあえずお城横に陣取る。釣り人は誰もいない。風は相変わらず強い。気温9℃。そんなに寒くはないが耳が痛い。

まずはトップ。ミノペンを結んで思いっ切りキャスティング。風に流されてあさっての方向へ。アクションを付けながらStop&Go。なんかトップをやっているととても楽しく感じるのは何故だろうか。
移動しながら投げまくるが反応無し。今度はWスイッシャー大和にチェンジ!!さすがにデカイ。着水はハデ。ドッポン。重いから良く飛ぶ。戻りながら同じように繰り返す。
風がロッドに当たってヒューヒュー音を立てている。「これは釣りにならんな」と一服。時たま大きなうねりが来る。
もう帰ろうか。いや持ってきた物全部ためそう。自分の内部で葛藤がおきる。ダメ元で全部試そう。重い腰を上げラバジをセット。トップがダメならボトムって事です。
湖底の状態が体に伝わってくる。チョンチョンスー。これも移動しながら引きまくる。全然だめ。「魚がおらんとこ投げとるんやろうか」・・・この言葉が幾度と無く脳裏をかすめる。今度はスピナベ。同じ所を行ったり来たり投げ倒す。スピナベがダメなら今度はガラガラ。ウーッ!!ダメ。腰が痛い。既に2時間以上やっている。
知らないうちに辺りには釣り人が7人来ていた。一服しながら様子をうかがう。彼らはワームをやっている様だ。キャスティング後じっとして動かない。まるで水鳥が首を引っ込めて寝ている感じ。彼らもダメの様である。
だめ押しでロングAをラインに結ぶ。益々風が強くなってきた。波が荒くウエーディングしているとよろめいてしまう。着水と同時に激しくトゥイッチング&ストップ・・・・・もー止め!!時たま吹く突風のような風にギブアップ。

毎回のような悪天候にもかかわらず満足感は残っている。好きなことやるって不思議!!サッ、熱いコーヒーでも飲むか!

PS.熱いコーヒーでも飲もうとお城横の連れ込みホテル横の自販機で熱いはずのお茶ボタンを押したら冷えたのが出てきた。押し間違いかと思い今度は慎重にボタンを押す。そしたらまたもやツベテーのが・・・・切れそうになりました。もーここでは絶対に買ったらん!!

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