1998年12月

12月12日
琵琶湖
晴れのち曇り
5℃ぐらい

0匹

久しぶりの青空。今日の釣りは期待できそう。前回のタックルをそのまま詰め込み10時半ちょっと前にランエボで出発。

高速を快調に飛ばす。レガシーを追い抜くとついてくる。もう少し行くとネズミ取り機が設置されている。ちょっとスピードを緩める。そうするとレガシーが横についた。このまま行けば二人ともおだぶつ間違いなし。私も負けるわけにはいかないのでそのまま走る。もうアカン!後ろに車がいないことを確認して急ブレーキ!!
レガシーはそのまま・・・・・ありゃりゃ!?光かったんか?!170km/hは出てるから光からなあかんのやけど電気入いっとらんのやろうか。ネズミ取り機通過後、再び飛ばす。レガシーはネズミ取り機通過後一気に減速。知らんかたんやろうか?追い抜いたレガシーを探しても普通の車にとけ込んで確認できない。何かかわいそうな事をしたような・・・・ま、飛ばすんやったら走る道をちゃんと知っとらんとね。

12時ちょっと過ぎに長浜港に到着。今回から数回に分けてここを重点的にワーム攻撃する予定。風は北風、変な雲がこちらの方へ・・・・
ここでちょっと言い訳。実は、陸からワームを使った釣り方を忘れてしまったんです。リグは分かりますがアクションを。体が忘れてしまっているので思うようにアクションできないんです。そこでこの冬場にワームをみっちりやって体に覚え込ませようというすんぽうです。

さて、釣り釣り!港内は釣り禁止ではないようだが前回やった場所に直行。そこはヨットハーバーの入り口の外。行って愕然。波が高い!バッチャンバッチャンやっている。釣りをしている人は誰もいない。ま、せっかく来たんだからやるしかない。前回の釣行を思い出しノーシンカーリグ+スライダー。沖に向かって大遠投!って言っても軽いリグ+向かい風。数メートル先に着水後、あれよあれよ言う間にこちらに流れてきてしまう。何度やっても同じ状態。カミツブシを付けて再度キャスト。さっきよりましだが・・・・。移動しながらやるも全然釣れる気がしない。
あたりを見渡しても誰も釣っていない。そこで他の人達のリグを観察することにする。定番常吉、ラバジ、スプリット。皆さん同じ様な仕掛けで頑張ってました。中には金色のデッカイクランクを投げていた人が一人きりいた。釣れない腹いせか、こだわりかは知りませんが気合いだけは感じられた。

1時間経過しても全然ダメ。アタリすらない。こんなはずじゃないんだけどなー。今度は港内に移動。場所を探す。探すというのはポイントの事ではなく空いている所をです。場所を見つけて投げ込む。他の人達を見ているとシェイキングをしている。しかし釣れていない。そこで私は考えた。シェイキングがダメならズル引き!!そんな通用するはずないよね。やはりダメ。

2時間を経過しようとする頃に友人が名古屋から到着。さっそくヨットハーバーに移動したが「釣り禁止!!」。しかたなしに戻ることにした。
ところが最初私がやっていた場所の横を過ぎようとしていた時である。何とどこかのお兄ちゃんの竿がしなっているではないか!!「ゲーッ!釣れるやん!!」思わずハイテンションに!。バスを釣り上げるのを確認したので我々もちょっと離れたところでやることにする。友人の仕掛けは常吉。私はスプリットショット。
しばらくすると友人が「きとる」と言って合わせたがのらなかった。先ほど釣り上げていたお兄ちゃんを見ていると投げてはリールをゆっくり巻いてきている。たまに合わせをくれてはいるが・・・・・私もそれを真似してゆっくり引いてくるがアタリすらない。ルアーカラーの違いのようだ。私が持ってきたワーム全て試したが全然ダメ。こんどは違うお兄ちゃんが釣り上げている。どのカラーかは分からなかったが・・・一匹で良いから釣りテー!!

寒くなってきた。雲が我々の上に停滞していて日が射してこない。風が強くなりさらに荒れてきた。「1匹釣るまでは帰れん!!」とお互いに言ってはみるが時間は既に3時半を過ぎた。私にはアタリすらない。なーんも無い。友人にはたまにアタリがあるようだが釣れないという。「止めてるよりゆっくり引いてきた方がアタリあるよ」と言ってくれるのでやってみるがダメ。3時40分「止め!!」の合図と共に納竿。寒さにギブアップ!「おっかしいなー」を連発しながら帰路についた。

今回は釣れなかったが年内にバスの顔を拝んでおかないとお正月を迎えられない。「まーあかん。絶対釣ったるでなー!!」私の心の叫びです。

友人が新車のベンツ(A16だったかな?ころがって有名になったやつ)で来ていたのでそいつを運転させてもらった。長さは軽自動車と同じ位だが横幅が広いため3ナンバー。何とこいつ生意気にもメーターが220km/hまで切ってある。180km/hで巡航できるそうな。クッソーッと思ってもやはりベンツ。貫禄十分。運転自体はパッとしなかったがこれは私がランエボばかり乗っているため仕方だ無い。名古屋では2、3台しかまだ走っていないとのこと。羨ましい。

そうそう帰りの高速で気合いの入った車があったので紹介しておこう。養老SAでトイレ休憩をした後いつものようにぶっ飛ばしていたが前が詰まってだらだら走行になってしまった。私の後ろについたのが気合いが入った車。車種名は分からないがライオンのかぶり物で宣伝しているトヨタ車。前が詰まっているにもかかわらず左右に振って私をあおるしぐさ。前が詰まっていては何ともしようがないのが分かっているにもかかわらずである。よほど急いでいるのか私と同じで飛ばしたいのかのどちらか。ま、前者でしょう。
大垣インターを過ぎた頃に私の前の車が走行車線に。前には何もいない。道は直線。私だけの専用道路。後ろを見ると「どけッ!!」っと言わんばかりにピッタリくっついている。そこまでされては私も黙ってはいられない。一端は譲ってやってから思いっ切りぼったれって?私はそんな弱い相手をいじめようなんて事はしません。オトナですから。
一気にフル加速!!見る見る間に離れていく。ブッちぎり(当たり前か)「相手を間違えちゃ〜いかんよ」と独り言。しかしあの手の車でやるには気合いが入っていないと出来ないよね。そう思わない?

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